早起きは「三文」の得、現在の日本円でいうと…
しまきです。
今日は早起きして、朝風呂に行ってきました。
休みの日でも朝から活動すると、安らぎの時間をたっぷりと感じられていいですね。
今回は、昔から言われている早起きのススメについて、借金持ちの視点から改めて考えていきます。
早起きは三文以上の価値がある
よく言われる、「早起きは三文の得」。
この三文とは、およそ30円ほどと言われています。
そこでここでは、「1両=13万円」として、当時の物価を見てみましょう。
江戸時代の換算相場は「金1両=銀60匁(もんめ)=銭(銅)4000文」ですので、銀1匁=2166円、1文=32.5円ということになります。
(※実際には、当時は時期によって換算相場も異なりました)
つまり、三文とは約100円のこと。
早起きして100円って聴くと、あまりお得感はないですが、実際は早起きの価値ってもっともっと高いと感じるんですよね。
極論ですが、朝早くコンビニで2~3時間バイトすれば2000円位にはなりますからね。朝ダラダラとすごすよりも、間違いなく良いと思いますよ。
(もちろん、疲労が溜まっているときはゆっくり睡眠を取ったり、体を休めた方がいいですけどね)
金無しなら、時間を少しでも多く投資するしかない
資産家であれば、余剰資金を投資に回して安定した収入を得る事が可能です。
いわゆる、「お金に働いてもらう」という発想です。
一方で、私のような金無しの人間は、投資に回せる余剰資金がほとんどありません。
仮想通貨握って夢を見るくらいです。
ですが、我々には大切な資産が存在します。
それが「時間」です。
昔、「時間銀行」という考え方が流行りましたが、その意味をどれだけ理解出来るかが、今後の人生をより豊かに生きられるか影響してくると思います。
その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、86,400ドルの中で、あなたがその日に使い切らなかった金額はすべて消されてしまいます。
あなただったらどうしますか?
もちろん、毎日86,400ドル全額を引き出しますよね。
私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。
それは、時間です。
毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。
毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。
それは、翌日に繰り越されません。
それは貸し越しできません。
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。
そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。
もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになります。
過去にさかのぼることはできません。
あなたは今日与えられた預金の中から今を生きないといけません。
だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。
時間を有意義に使えると幸福感が増す
休みの日、午前中ダラダラと過ごして、体が起きたのが昼頃。
遅めのご飯を食べて、テレビを付ける。もしくはスマホを触る。
気がついたら、もう夕方が近付いてる。
外をブラブラするか。パチンコでもいくか。本でも立ち読みするか。
気がついたら暗くなってきた。晩飯にしようか。酒でも飲もうか。
あぁ、もう休みの日が終わった。明日は仕事だ、憂鬱だ。
もし、毎週休みがこんな感じだとしたら、せっかくの休みも幸せな気持ちをあまり感じる事が出来ないかもしれません。
これがもし、朝早く起きて早い時間から活動する事が出来れば、1時間1時間を有意義に活用する事が出来るでしょう。
掃除をして快適な生活環境を整えるのも良いでしょう。
収入を増やすため、副業に時間を費やす事も良いでしょう。
また、今後のライフスタイルについて考える時間にあてても良いでしょう。
どんな事であれ、時間を有効に活用する事で、今後の人生においてプラスになる事が多いです。
更に、「今日は充実した1日を送れた」という実感は、達成感と幸福感に繋がります。
その習慣を一回、二回と継続し、達成感や幸福感を積み重ねて行くことで、自尊心も高まり、仕事やプライベートがより良いものになると考えます。
まとめ
いかがでしたか?
おそらく、「そんな事くらい分かっているよ」という方もいらっしゃるかもしれません。
実行しようと思っても、その習慣が続かず結局ダラダラしてしまう。
それでもいいんです。人間ですから。
もしこの記事を読んで、「朝早く起きて時間を有意義に使ってみようかな」と感じていただけたなら、その瞬間から行動に移すことをオススメします。
どんな小さな事だっていいんです。自分がこれをやろうと決めたことを、きちんと達成する。
軽く掃除機をかけるだけでも、随分と気持ちが変わってきますので。
まずは何でもいいので行動に移し、時間という限りある資産を、価値のあるものに変えていきませんか?