終わりなき旅、FX
しまきです。
一時期、ブログ更新をサボってビットコインでのレバレッジ取引にハマってしまいました(-_-;)
寝ても覚めてもビットコインで、ブログの意欲がそっちに全部持っていかれたという、まぁお恥ずかしい話でございます。
ということで、今回は私がビットコインでのレバレッジ取引をやってみて感じたことをまとめてみます。
Contents
ビットコインについておさらい
※ビットコインについては、下記の過去記事もご参照ください。
昨年からいろんな意味で話題になっている仮想通貨。
その元祖にして王様の「ビットコイン」。
2017年の初めは20万円ほどでしたが、日増しに注目を集めて、年末には一気に200万を超える勢いを見せました。
しかしその後、売りが強くなり暴落。
翌2018年は年明けから緩やかに下降していき、例のコインチェック騒動で一気にビットコインを初めとした、仮想通貨の価格が暴落しました。
2017年暮れから始めた人にとっては厳しい局面が続いていますね(´・ω・`)
ビットコインでFX?
さて、このビットコイン。
実は、単純な売買のみならず、株やFXのようにレバレッジを掛けることで、少額の資金を元手に数倍から数十倍と大きく売り買いをする事も可能なんです。
※通常10万で買ったものが10%値上がりし、11万で売れれば1万の儲け。
だがレバレッジにより10万を資金に10倍の取引をすれば100万分まで買うことが可能。10%値上がりすれば儲けも10倍。差額10万を利益として手に入れる事ができる。
反対に、10%下がればその10倍損失。つまり、10万円取られるので元手がスッカラカンになってしまう。
ビットコインを始めとした仮想通貨は、国内外に存在する取引所を通じて、売買を行う訳ですが、
取引所に依っては、レバレッジをかけた取引が可能な場所も存在します。
私がいつも利用しているのが、「zaif」という取引所。
その中で今回「AirFX」と呼ばれる、売買方法にチャレンジしてみました。
FXとは、ドルと円のように2つの通貨の交換により、差額で利益を上げる事を目的とした投資方法のひとつになります。
今回のAirFXも、ビットコインと日本円の差額で利益を上げる事を目的としています。
基本的に、ビットコインをはじめとした仮想通貨は、中長期的な投資商品として注目を集めていますが、今回のAirFXは数時間からせいぜい1日といった短期的な取引がメインとなります。
短期取引を推奨する理由として、ドル円と比べてビットコインの値動きが激しいため、大きなレバレッジを掛けてしまうと、1日の間にとんでもない損失が発生してしまう恐れがあるからです。
AirFXをやってみた
で、実際にやってみました。
やり方は簡単です。取引所である「zaif」にお金を入金し、その資金を元手に数ある仮想通貨銘柄の中から「AirFX」を選択し、その画面上で売買するだけです。
※詳しくは下記リンク参照。
で、結論から言いますと、やっちまいました。
5万持っていかれました(´・ω・`)
その理由も含め、やってみて感じたことを挙げていきます。
24時間、終わりのない勝負
国内株式の場合は、平日の朝9時からお昼休みを挟んで午後の3時までが取引時間となります。
夜間取引も一部ありますが、あくまで補助的なものです。
一方で、仮想通過の場合は24時間365日、システムに異常が起こらない限りは常に取引が行われています。
なので、売り買いのポジションを持っている時は気が休まる時がありません。
実際に私もやり始めの頃は、深夜も気になって殆ど眠る事が出来ませんでした。
のめり込みやすい人には向いていないかも
自分で決めたルールに乗っ取って取引が出来る、自分を律する事が出来る人ならば心配ありませんが、
寝ても覚めても値動きが気になって仕方がない、のめり込みやすい人は、はっきり言ってこの取引はオススメしません。
2017年11月半ばで70~80万だったビットコインが、たった半月で120万です。
そして、同12月に200万円まで上がり、翌年2018年2月には一時期70万円まで急落しています。
1日で10万上下する日もあるので、気を抜くとあっと言う間に強制ロスカットで元手資金がぶっ飛びます。
きちんとマイルールで利益確定や損切り出来る人でないと、きちんと利益を上げることは厳しいでしょう。
レバレッジは自分の性格と相談
レバレッジはAirFXの場合、最大で25倍まで掛ける事が可能です。
私は元手数万円だったので、のっけから25倍のハイレバレッジで取引していました。
で、結果スッカラカン( ´△`)
先に挙げたように、ちゃんと自分の感情をコントロール出来る人ならば、ハイレバに挑戦するのもありですが、自信が無い人は、まずは数倍からやってみてはいかがでしょうか。
2017年は順張り→2018年は??
2017年は、途中暴落があるにせよ、基本的には常に上昇傾向にありました。
ですので、ポジションを取るならば売りよりは買いの方が有利かなと個人的には感じました。
(全体的に、買いの方が勢い強い印象)
しかし2018年は規制やNEM流出など、悪いニュースが重なり、最高値200万円から2ヶ月足らずで一気に70万円まで下がりました。
これからは、下がったら単純に順張りではなく、きちんとニュースと照らし合わせて対応するのが良いかと考えます。
ちなみに、私が売りのポジションで入った時に一気にビットコインが高騰し、一発でロスカット。数万円ぶっ飛んでしまいました(´・ω・`)
スワップポイントに要注意
現在、AirFXで基本的な取引手数料は無料になっています。(今後発生するかもしれません)
ただし、取引手数料の他にも付加的に発生する手数料が存在します。
それがスワップポイントです。
実は、zaifにおける通常のビットコイン価格と、AirFXでのビットコイン価格には常に差額が生じています。
この差額を埋める為に存在するのが、スワップポイントです。
スワップポイントで、思わぬ利益が発生する事もあれば、反対に引かれる事もあります。
スワップポイントは、個人的な感覚として、
通常価格よりAirFX価格の方が高いときの売りポジション。
もしくは通常価格よりAirFX価格が安いときの買いポジションで利益が発生する印象です。
また、12時から丁度2時間ごとにスワップポイントの損益が確定するため、この手数料に振り回されたくない場合は、スワップポイント確定時間前にポジションを精算した方が良いでしょう。
税金に注意
2018年2月現在、仮想通貨に関する税金は「雑所得」にあたるとされています。
また株と違い、仮想通貨の場合は損益通算が出来ない事が、国税庁より発表されております。
この損益通算が、「雑所得」と「その他の所得」の相殺が出来ないだけであればまだ良いのですが、
一説には仮想通貨における一つ一つの利益確定、損切りに対して相殺が出来ないという話も聞こえて来ています。
つまり、下記のイメージです。
①最初の仮想通貨FX、200万円プラスで一度利益確定。
②二回目の仮想通貨FX、100万円マイナスで損切り。
上記2回の売買で、トータル100万のプラスになります。
損益通算できるならば税金はトータルの儲け100万円に対して掛かる訳ですが、
これが出来ないとなると、200万円の利益確定分に対してのみ税金が発生し、損切りの100万円はカウントされないことになります。
実際、どちらが正しいのかは引き続き調査中です。ただ、儲けが出ていると思ったら、実は税金で赤字だった!なんて場合もあるため、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
私は結局、のめり込みやすい自分の性格が災いし、途中数万円儲けるも結局ロスカットで全部ぶっ飛ばしてしまいました。
値動きが激しくスリリングで凄く面白かったですが、
一方で睡眠不足になるわ、他の事が手に付かないわで、正直自分には向いていないかなと感じました(^_^;)
国内株式のように、取引時間が決まっていた方が自分としては有難いなと感じました。
多分、先月ロスカットにあっていなかったとしても、どこかで間違いなく爆発していたと思うので…
仮想通貨は、やはり中長期メインが無難ですね。
でも、自分のメンタルをちゃんとコントロールできる人であれば、値動きが激しいので、上手く波に乗って資金を1日でたった数倍にする事も夢ではないと思います。
もし、興味のある方はお小遣いで一度チャレンジしてみても面白いかもしれません。
仮想通貨の取引所『zaif』は、手数料がマイナス。