知っておいて損はないさ。
はい、今回も仮想通貨ネタです。
個人的に、この関連の話に興味が出て来まして、定期的に記事を書いていこうと思っております。
今回は、Twitter等でも最近ちらほら見かける「COMSA」が一体どんなモノなのか、分かりやすく説明していきます。
仮想通貨についておさらい
「COMSA」を知る為には、まず「仮想通貨」、そして「ICO」についての理解が必要です。
※前回、仮想通貨がどんなものなのか、ざっくり説明しておりますので、こちらも参考までに。
「仮想通貨」とは、簡単に言うとネット上に存在するお金(のようなもの)です。
「仮想通貨」には、円やドルなどの国や地域が発行する「通貨」にはない特有のメリットが存在します。
例えば、
・海外への送金が早く行えて、手数料も格安
・海外旅行など、国外での支払いにも使えるので便利
・国がデフォルトし、預金封鎖などが起こったとしても、仮想通貨の価値に直接的な影響はなく、引き出しも自由
など。
これからのグローバル化社会に於いて、国の概念がない「仮想通貨」は新時代の通貨として、全世界から注目を集めているのです。
また仮想通貨は、近年の技術進歩により、無くなったり盗まれたりする等のリスクが軽減した事で、
先に挙げた利便性に加え、安心感も増した事で世界中で爆発的に利用者が増加しました。
仮想通貨と言えば、何と言っても有名なのが「ビットコイン(Bitcoin)」ですね。
このビットコインで使われている技術、「ブロックチェーン」のお陰でセキュリティが向上しました。
仮想通貨を語る上で外せない、ブロックチェーンについて。
これは分かりやすいです。ブロックチェーンの仕組み 〜初心者のためのわかりやすい解説〜 https://t.co/8lkjwBJgPQ ##blockchain #ブロックチェーン
— しまき (@simaki1400) September 24, 2017
仮想通貨とICO
次に、「ICO」の説明です。
ビットコインの誕生後、様々な仮想通貨が誕生しました。
「イーサリアム」「ライトコイン」「ネム」「リップル」などなど…
それぞれの通貨には、「セキュリティが更に凄い」「処理スピードが物凄く速い」など、それぞれに特徴があり、ビットコインに限らず、今や仮想通貨全体が盛り上がりを見せています。
しかし新たな仮想通貨を作るには、開発など多くの費用がかかるため、有志からの資金集めが欠かせません。
この仮想通貨の為に、資金を集める事を「ICO」と呼びます。
感覚としては、仮想通貨版「IPO」でしょうか。
「IPO」とは、企業が更なる資金を集める為に、証券取引所を通じて「株券」を購入出来るよう、新たに公開する事を指します。
これにより、誰でもその会社に株券を購入する事で投資する事が可能になります。
業績が伸びれば株券の価値(株価)が上がり、また配当が付与されます。
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一方の「ICO」ですが、IPOと同じように開発者が仮想通貨専門の取引所で「仮想通貨」を購入出来るよう新規公開する事で、資金集めを実現します。
仮想通貨の場合も、今後利用者が増えたり人気が出れば、通貨の価値も高まります。
なお、この「ICO」の大きな特徴として、新しい仮想通貨を、円やドルだけでなく、ビットコインと言った既存の仮想通貨で購入する事が可能です。
つまり裏を返せば、「ICO」とは開発者が仮想通貨を集める手段とも言えます。
ICOとCOMSA
さて、ここからが本題です。
ICOとは、何も仮想通貨を作るためだけのモノではありません。
それこそ、一般企業がICOによって仮想通貨による出資を募っても問題ないのです。
ですが、仮想通貨について何の知識も技術もない一般企業がいきなりICOを行うにはハードルが高すぎます。
なので、だったら誰でもICOを行える土壌を作ろうという事で、最近新しいサービスが誕生しました。
それが、「COMSA」なのです。
※もちろんアパレル、カフェでお馴染みの、あのコムサとは関係ございません。
こちらがCOMSAの公式ページになります。
COMSAのサービスは、実はこれからのスタートになります。
既に2つの企業が、このCOMSAを通じてICOの実施を検討しております。
9/29
CAMPFIREが、公式にCOMSAでのICOを行わない事を明言(´・ω・`)
プレミアムウォーターも、COMSAの公式ページから名前が消滅(´・ω・`)
12/13
メタップスのタイムバンクなど、新たなico案件が計画されています。
ICOが実現すれば、その会社の仮想通貨「トークン」が発行されます。
※「トークン」とは、ビットコインなどの「コイン」と違って原則、支払いなどには利用出来ません。「株券」のような存在です。
会社の業績が上がれば、株券のようにトークンの価値も上がる事が期待されます。
但し、トークンには株券のような議決権が存在しないため、どれだけ集めたとしても経営に影響を及ぼすことはできません。
COMSA自体がICOの第1号
さて、現在2社がICOを検討している訳ですが、
実はCOMSAを通じてのICO「第1弾」は、何とこの「COMSA」自体になります。
まずは、自前のサービスに対してCOMSAトークンを発行し、資金を集める訳ですね。
当然、COMSAから今後様々な企業がICOを行う展開になれば、COMSAトークンの価値が上がる事でしょう。
で、そのCOMSAトークンのセールが10月から始まるので、徐々に話題が広がっている訳です。
ホリエモンがCOMSAを絶賛する理由を考える
さてそんな中、ネット上、特にTwitterなどで、
「COMSA」についてホリエモンが絶賛している!!
という内容をちらちら見掛けます。
確かに、
ついに日本でも本格的なICO時代が到来しそうです。
日本の仮想通貨法を武器とした資金調達のICOプラットフォーム「COMSA」をテックビューロが発表 (TechCrunch Japan) – https://t.co/TMiTWLbUiz— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 3, 2017
このようなツイートがあり、それを受けて「ホリエモンが絶賛してる。ホリエモンが言うんだから!きっと凄いんだ!」と、いろんな人が拡散しているんだと思います。
また拡散理由として、アフィリエイト目的が多いように感じます。(COMSAはリファラルと呼んでいます)
先ほど挙げたように、10月からCOMSAトークンの発売が始まりますが、
実はこのトークンは、COMSAにアカウント登録しないと買うことが出来ません。
なので少しでも多くの人に登録してもらえるよう、COMSA側がアフィリエイト紹介プログラムを用意し、拡散を求めている訳です。
なお、直接の知り合いでも良いですし、TwitterやblogなどSNSなどの紹介でも良いのですが、何らかの方法で紹介した人がCOMSAに登録し、COMSAトークンを購入すると、紹介者に何らかの特典が貰えるようです。
さてさて、話は戻りますが、ホリエモンがCOMSAを推す理由について。
上記ツイートのあと、このようなツイートもありました。
調達額4000万円って笑。。。COMSAとかでSNS連動トークンみたいなのやったほうがぜんぜん調達額多いんじゃないかなー。
ビジネスSNS「Wantedly」運営、ウォンテッドリーが東証マザーズ上場へ (THE BRIDGE) – https://t.co/eLAmkmnkLu— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 10, 2017
IPOで先日上場したばかりの「ウォンテッドリー」に関するツイートですね。
IPOで新たに上場するのはそれこそ大変な労力を必要とするわけですが、それにしては集めた資金がそれほど多くないけど勿体なくない?というわけです。
「ICOならもっと効率良く資金を集められる!」と。
仮想通貨の可能性にいち早く気付いたホリエモンは、ビットコインやイーサリアムによって多額の利益を得ることが出来たと言われております。
更にこのICOも、日本国内で今後更に活発になると予想しており、そのICOのプラットホームとなるCOMSAが発展していくと踏んでいるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回、仮想通貨とICOの説明を踏まえ、COMSAがどんなものなのか、そしてホリエモンが何故話題にしているのか取り上げました。
ICOによる資金調達が今後盛んになれば、COMSAも更に発展していく事でしょう。
ただ、だからと言ってCOMSAトークンが正式オープン後に、価値が必ずしも上昇していくとは限りません。
プレオープンの段階で買いたい人が粗方買ってしまい、正式オープン後に一気に売られる事で暴落するリスクもあります。
一方で、認知度がまだそれほど高くない為、正式オープン後に買いたい人が殺到すれば高騰する展開もあるでしょう。
12/13 更新
正式オープン後、いきなりスタート100円を切り不安な船出となるも、その後上昇!
12/11頃から急騰し、現在は軽く3倍に!
もし、仮想通貨やICO、COMSAについて興味が湧いたら、自分自身で詳しく調べてみることをオススメします。
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