そりゃ、24時間365日前向きというわけには行かないわけで…
気分が乗らない日だってあります
人間ですから、気分が乗らない日というのはどうしたってあります。
「前向き生活」と謳っているこのブログの主人公だって同じです。
本当は、当初別のネタを書く予定でした。
ただ、途中からキーボードが進まないんです。乗らないんですね。
なので、そんな時に書こうと思っていたネタを今回書こうかと思います。
ゆっくりと、本当にゆっくりと動く
気分が乗らない時は、これに限ります。
スローモーションのように体を動かすんです。
ブログを書くなら指をゆーっくり動かします。
馬鹿みたいにゆーっくり動かしてください。
そうすると、少しずつですがギアが上がってくる感覚が掴めます。
気分が乗らないのに無理に頑張ると逆効果
さて、ではなぜゆーっくり動くと良いのか。
それは気分が乗らない状態で、気合いなどで無理やり頑張ろうとすると反発するように身体が出来ているからです。
人間には、ホメオスタシスと呼ばれる機能が備わっています。
ホメオスタシスと言うのは、日本語では恒常性と言います。
現状維持しようとする身体の働きと思ってください。
(人間の体温がある程度一定に保たれているのもこの働きです)
人間というのは実は変化を嫌うように出来ています。
「人は常に変化し成長しなければならない!」なんて世間では言われているものの、いざ変わろうとすると身体が「そんな急な変化やめてよ」と拒絶反応を起こしたりするんですね。
三日坊主やリバウンドなど、いろんなものがなかなか続かない原因ってそういった働きによるものなのです。
なので身体が「休みたいモード」、「怠けたいモード」になっている時に無理やり頑張ろうとすると、ホメオスタシスの影響で直ぐに元の状態に戻ろうとするので、なかなか作業が進まないんですね。
ホメオスタシスを騙しましょう
ただ、ホメオスタシスは騙せます。
急な変化には反応しますが、ほんの僅かな変化だと反応しません。
だから、気づかれないようにゆーっくりと身体を動かしていくんです。
そうする事で、いつしかゆーっくり動いている状態が、ホメオスタシスにとってノーマルな状態になっていきます。
車が止まっている状態から、徐行運転にシフトしていくイメージです。
オートマの車って、ギアを入れブレーキを外すとアクセルを踏まなくても動いていきます。
そして、少しずつアクセルを踏んでいないのにスピードが上がっていきます。
人間も同じで、ゆーっくり動いて行けば段々とペースが上がっていきます。
一日半歩だけでも良いから前に進む
水前寺清子は1日1歩、3日で3歩と歌っていましたが、
気分が乗らない日は半歩だけでもいいんです。
半歩のつもりが2歩くらい進み時もあるし、やっぱり半歩で止まる時もあります。
この記事も、実は半歩(途中まで書く)の予定でしたが、結局1歩(最後まで書き切る)進む事が出来ました。
「本当かな?」と思われた方も、もし良かったら一度試してみてください。
ほんの少しでいいので。