サイトアイコン と或る男の 借金1400万からはじめる前向き生活

【多重債務に苦しまない】借金を賢く返す3つの方法

借金は賢く返そう。早く返そう。

借金返済のサイトですので、今回はきちんとメインテーマについて考えて参ります。

 

多重債務からの脱却

多重債務

漢字の画数も多く、字面を見ただけでズンと気が重くなるパワーワードです。

 

私も実は多重債務を抱えています。

現在も複数の借入先に対して、毎月返済を進めています。

 

多重債務は、ほんと精神的にキツいです。

借金がなかなか減りにくく、いつ終わるのか分からないマラソンを走るような気分になってきます。

 

単純に毎月定額返して行くだけでは、なかなか完済までたどり着きません。

少しでも早く、ストレスを抑えながら返済するには返済方法を工夫するが必要があります。

 

今回は、少しでも早く完済ゴールにたどり着ける賢い返済方法について考えていきます。

 

借金を賢く返す3つの方法

賢い返済方法について幾つか挙げていきます。

親や親戚から少しでも多く借りて外部の返済を優先する

当たり前の事ですが、身内からお金を借りられるのならば、すぐに土下座してでもお金を借りましょう。

(自身の場合は、実家に蓄えもなく親戚もほぼいない状態でしたので、この手は使えませんでしたが…)

 

お金を利息なしで借りられるって、何よりも有難い事です。本当に有難いです。

余計なお金を取られず、借りたお金だけ返せば済みますから。

 

少しでも多く借りられたら、まずはそのお金で外部の借金をチャラにし、それから真面目に身内へコツコツ返して行きましょう。

 

なお借金をお願いする際は、身内と言えども、毎月きちんと返していく姿勢を見せる事が望ましいです。(収入が不安定な場合は、頑張って定職に就くなど)

 

中には借金全額肩代わりしてくれる優しい親や身内もいる事でしょう。

ただその場合も、「返さなくていい、ラッキー♪」などとは思わず、何年掛かってでも少しずつ返済する。もし難しい場合でも、何かしらの形で恩返しするなど誠意は見せた方が良いです。

 

そうする事で、この後も良い関係を保てますし、もし何か別に困った事があった場合も手を差し伸べてくれるかもしれませんので。

 

借入先をなるべくまとめる

借金は借入先が多いほど、デメリットが多いと考えます。

主なデメリットとしては、

・返済漏れ・忘れによる督促、遅延損害金の発生

・利率の高い所がなかなか完済出来ない

・心理的負担の増大

などが挙げられます。

 

出来る事なら、一社でも多く減らして借入先をまとめたいところです。

 

ただ、返せるものなら一気に返したいけれど、そんなまとまったお金なんてそうそう都合よく手に入りません。

宝くじを当てるか、クイズ番組などで賞金をゲットするか、それこそ悪い事でもしないとなかなか大金が転がり込むことはありません。

 

なので、借金生活の中で借入先をまとめるには、

「利率の安いところから借りられるだけ借りて、利率の高い借入先の完済を早めに済ませてしまう」

事がポイントになります。

 

複数の金融機関からカードローンで借入がある場合

多重債務にありがちなのが、いろんなカードローンに手を付けてしまっているパターンです。

 

例えば、

A社 300万借入(年率8%)

B社 200万借入(年率10%)

C社 100万借入(年率14%)

のように、3社からそれぞれカードローンで借入を行ったとします。(借入もそれぞれ限度額ギリギリまで)

カードローンは、借入の限度額が大きいほど利息の年率も安くなります。

一方で限度額が少ないと年率は高くなります。

上記の例では、完済して借入先を一社ずつ減らしていくなら、まず最も年率の高いC社から完済していくべきです。

 

カードローンの返済は、借入額に応じて決められた最低返済金額を必ず毎月返して行かなければなりません。

 

しかしながら、最低額を毎月返済するだけでは先に挙げたように、高い利息の借入先ほどなかなか思うように借金が減っていきません。

 

例えば借入2年後、下記のような感じになるでしょうか。

①【借入スタートから2年後】

A社 300万 → 250万

B社 200万 → 170万

C社 100万 → 80万

※A社は月3万、B社は月2万、C社は月1.5万それぞれ返済。

 

C社への返済はA社の半分とは言え、あまり減っていない事が分かります。

もし今後も同じように、毎月の最低額だけを返していった場合、年率の一番高いC社で完済は6~7年は掛かるでしょう。

 

ここで、他の借入先に目を向けてほしいのですが、毎月の返済を続けてきた事で、

A社は借入限度額に対し借入可能額が50万、

B社は借入可能額が30万あることが分かります。

カードローンは、限度額内であれば返済中でも自由にお金の出し入れが可能ですので、A社とB社からこの時点で計80万まで借入することが出来ます。

この80万をC社の完済にあててやれば、借入先は2つに減り、また今後14%といった高い利息を払わなくて済むようになります。

 

②【上記対応した後の状況】

A社(年率8%) 300万 → 250万 → 300万

B社(年率10%) 200万 → 170万 → 200万

C社(年率14%) 100万 → 80万 → 0

 

利息については

借入先をまとめない①の場合は、

A社 250万×0.08=20万

B社 170万×0.10=17万

C社 8万×0.14=11.2万

で、年間48.2万に対して

 

借入先をまとめた②の場合は、

A社 300万×0.08=24万

B社 200万×0.10=20万

C社 0×0.14=0

で年間44万と、まとめた方が4万以上利息を抑える事が出来ます。

 

おまとめローンの新規申し込みについて

先に挙げた件は、既存の借入先のみでまとめる場合になりますが、新たに別の金融機関から調達する方法もあります。

広告などでよく見かける「おまとめローン」というやつです。

 

『他からちょこちょこ借りてるなら、ウチがまとめて安く貸してあげるから、これで返しなさいよ』

という話なんですが、これは誰にでも貸してくれる訳ではありません。

 

当然、借金にも限度があります。

『コイツ、貸しても踏み倒される可能性高そう』と思われたら絶対貸してくれません。

(まぁ、自分が今の状態で新規申し込みをしても、この借金の多さでは無理でしょうね)

 

通りそうな額としては、現在数十万~百万レベルの借金が2件かせいぜい3件くらいでしょうか。

もし、その位の金額であれば一度金融機関に相談してみるのもいいでしょう。

 

貯金や投資を極力控える

当たり前の話になりますが、借金返済中に貯蓄はあまり得策とは言えません。

せっかく年利率5%で運用している投資先があったとしても、借金の利息年率が10%では意味がありません。

極力投資や貯蓄に回している分は借金返済に宛てましょう。

但し、この先何が起きるか分からないため少しの貯蓄は平行して行うのは個人的にアリだと考えます。(私も返済中であっても毎月一万だけ積み立てをしています)

 

まとめ

いかがでしたか?

大切な事は、1日も早く高い利息の借入先への返済を終わらせて、借入先をまとめて行く事です。

また、臨時収入が入った時などはすぐに返済に宛てましょう。更に返済スピードが早まります。

 

借金返済は返して行くうちに段々と楽になっていきます。

早い段階で返済方法を工夫し、完済まで有利に進めて行きたいものですね。

モバイルバージョンを終了